令和6年5月12日(日)【第23回全国小学生倉敷王将戦 鹿児島県予選】が、さつま将棋センターで開催されました。
大会結果
高学年の部(代表選抜戦)
優勝:菊永 将太さん
準優勝:瀬戸山 慶さん
第3位:盛 紘人さん
※本部門優勝勝者は鹿児島県代表に選出
低学年の部(代表選抜戦)
優勝:中間 悠人さん
準優勝:幸加木 結翔さん
第3位:白杉 紳吾さん
※本部門優勝勝者は鹿児島県代表に選出
交流戦(全学年対象)
優勝:馬場 結心さん
準優勝:祷 太智さん
入賞者の皆さま誠におめでとうございます!代表を見事勝ち取ったお二人は、残念ながら負けてしまった子の思いを背負って全国でも頑張ってください!
今大会は総勢19名の参加。子供たちを見るとワクワクしている子もいれば、どこか緊張した面持ちでいる子もいたりと様々でした。
開会式では日本将棋連盟さつま支部長の尾山氏からのご挨拶から始まり、会場のさつま将棋センター席主の佐藤氏からのルール説明がありました。最後まで諦めない姿勢と、相手を敬ってきちんと礼節を守ることの大事さをお話しされました。
組合せ抽選が終わるとさっそく午前の部が開始。子ども同士の対局はスピード感が違います!あっという間に中盤~終盤に差し掛かっている対局も多々見受けられました。対局の中身は最新系から玄人好みの相穴熊戦など、大人顔負けの戦型を指しこなしている子たちも。
対局が終わった後は仲良くみんなで感想戦で盛り上がっている場面もありました。中にはその場でソフトでの検討をする子もいたようです。勝ち負けだけではなく、こういった将棋好き同士で交流を深められることも大会の良いところ。一生の友達ができる機会にも繋がることを願っています!
対局に負けてしまい悔しさのあまり涙を流したり、その場をしばらく動けない子がいたことも印象的でした。泣くぐらい悔しい思いができる経験というのは普段の生活ではなかなかできるものではありません。そして、この経験がまたこの子たちを強くするんだろうなーと思いながら様子を眺めていました。鹿児島の子どもたちの未来に今から期待が膨らむばかりです。
尾山支部長には子どもたちへの指導対局もご協力いただき、付き添いで来ていた選手のご家族もせっかくなので自由対局を楽しんでもらいました。よかったら次回はぜひ大会へのご参加も検討ください。
参加者・保護者の皆さまを始め、今大会の運営にご協力いただいた方々に心からお礼申し上げます。代表のお二人の全国大会でのご活躍を祈念しております。
記事担当:益滿